
2010年4月6日、KVBクンルン・インターナショナルの外為アナリストである蘇志恒(ス・シコウ)がフェニックステレビ(鳳凰衛視)のインタビューに応じ、豪準備銀行(RBA)による利上げ発表後の豪ドル相場に対する予測と見解を述べました。
豪準備銀行(オーストラリア中央銀行)は2010年4月6日、市場の予想通り、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げて4.25%にすることを発表しました。利上げは前年10月以来5回目となります。同行は声明の中で、世界の金融市場の機能状況は1年前より改善しており、主権債務危機への懸念は落ち着きを見せていること、失業率は予想を下回る水準でピークアウトしたとみられること、不動産市場向け融資が堅調に拡大していることを指摘。さらに、アジアの経済成長は引き続き「極めて力強く」、今後1年間の豪国内の産出成長率は2009年を上回る見通しであると言及しました。今回の利上げは金利を中立水準へと回帰させるプロセスの一環であり、2010年のインフレ率は目標範囲内に収まる見通しであると述べました。
蘇氏はインタビューの中で、オーストラリアの利上げ発表後、豪ドルは0.9160ドルから0.9230ドル付近まで上昇し、欧州市場の取引開始後には一時0.9250ドル近くまで値を上げたことを指摘。さらに同日夜間の時間帯において、豪ドルは0.9280〜0.9300ドルの水準まで上昇する可能性があるものの、0.9320ドルの節目を突破するのは容易ではないとの見通しを示しました。