
近年、ファミリートラスト(家族信託)は、資産形成や資産承継の優れたツールとして高資産価値層の顧客から強く支持されています。家族信託の人気設定地の一つであるニュージーランドでは、2021年1月30日に新たな家族信託法が正式に施行されました。今回の改正はニュージーランドにおいて約70年ぶりとなる信託法の重要かつ大幅な見直しであり、変更箇所には信託の有効期限、受託者と受益者の関係性などが含まれています。
法改正の内容を理解し、新法に基づいて自らの信託を適切に管理する方法を学んでいただくため、KVBはメレディス・コネル(Meredith Connell)法律事務所と共同で、4月16日にメレディス・コネルのオフィス内において「ニュージーランド家族信託法」セミナーを開催しました。講師には王室顧問弁護士(Queen's Counsel)を擁する弁護士チームのジャスミン・ワン(汪君尊)弁護士を迎え、KVBのクライアント向けに新法の内容を解説していただきました。メレディス・コネル法律事務所はオークランド中心部のウォーターフロントに位置し、床から天井まで広がる大きな窓からはオークランドの美しい海が一望できます。セミナーの開始前、会場では参加されたお客様と弁護士代表の方々が、用意された軽食を楽しみながら歓談し、非常に和やかな雰囲気に包まれていました。信託は複雑で難解なテーマですが、ワン弁護士は具体的な事例を交え、分かりやすい表現で新法と旧法の違いや、新法の下で既存の信託をどのように管理すべきかを説明しました。さらに、信託を設立する際に直面しがちな課題や、陥りやすい過ちを避けるためのアプローチについても、親身になってアドバイスを行いました。質疑応答のセッションではお客様から非常に熱心な質問が寄せられ、その場にいた弁護士たちと様々な疑問について活発な議論が交わされました。ワン弁護士は質問に対して論理的に回答するだけでなく、具体的なケースを挙げて説明を行い、その高度なプロフェッショナリズムを示しました。セミナーは午後まで及び、参加者の皆様は深く満足された様子で帰路につかれました。ワン弁護士の丁寧な解説を通じて、参加されたお客様は信託新法とご自身のニーズについて理解を深め、今後の家族および資産運用計画の設計に役立つ多くの有益な知識を得ることができたと確信しております。


